開発研究室
かやくチーム
A.K

2020年入社

業務内容を教えてください

かやくチームの業務は主に2つあります。
1つ目は、マーケティング部門から提案された企画をもとに、新商品の開発を行うことです。
「こういうものを作りたい」という要望に対して、私たちが具体的に「このようなかやくの構成ではどうですか?」と提案します。その後、試食の場で実際に確認しながら商品を作り上げます。
もう1つは、技術テーマと言い、これまで世の中に存在しなかった新しいかやくを開発するという業務です。
以上の2つが、私の主な業務内容となります。

開発を志望したきっかけは何ですか?

学生の頃から料理をつくるのが好きで、食品に携われたり、ものづくりができるような部署で働きたいなと思っていました。
開発業務をするなら大学院卒の方がいいのではと自分で考えて、大学院まで進むことを志望し、今実際に開発に携わらせていただいています。

どういった時に仕事のやりがいを感じますか?

やりがいを感じるのは、自分が携わった商品が店頭に並んでいるのを見たり、家族や友人から「こういう商品が出てたよ」と聞いたり、「この商品、すごく美味しかった」と言われたりしたときです。そういう声を直接聞けると、本当にやりがいを感じます。

学生時代で学んだことは、どのように活かされていますか?

学生時代は多能性幹細胞の研究をしていました。
その研究が現在の業務に直結しているわけではないですが、開発の業務は論理立てて説明することや仮説を立てて結論を導いていくことが必要なので、そういった部分は自分が大学、大学院でやっていた部分と繋がってるなと感じでいます。

あと、諦めないこと。
開発の業務はやっててもうまくいかないことの方がほとんどです。けれど、そこで折れずに自分のテーマに最後まで真摯に取り組んでいくという姿勢は、学生時代の研究にすごく直結します。 学生時代に鍛えられた精神力が、今に活きていると思っています。

エースコックに勤めて良かったと感じることはありますか?

エースコックの一番の魅力は、皆さんの人柄が良いことです。仕事の進め方がわからない時でも、すぐに先輩や上司に相談できる環境が整っています。そこが最も魅力的なところだと思います。また職場の雰囲気も和気あいあいとしていて、とても居心地が良いです。
あと大阪が本社の会社だからなのか分かりませんが、かなりボケる人が多いんです(笑)。年齢に関係なく、和気あいあいと業務を進められる環境があり、「この職場に入って本当に良かった」と感じています。

どんな人がエースコックに向いていると思いますか?

まず食べることが好きな人。これに尽きると思います。
エースコックの商品開発では、試食を通して商品の味を確認する機会が多くあります。1日に何度も試食をすることもあり、お腹がいっぱいで大変な日もあれば、食欲がわかない日もあります。それでも仕事として試食を行うため、本当に食べることが好きな人がエースコックに向いているんじゃないかと思います。
またコミュニケーションが得意な人も向いていると思います。1つの商品を作るにはさまざまな部署が関わるためです。たとえば、商品開発グループが企画を持ってきた際に、「これってどういうこと?」「こういう具材の方が良いのでは?」と意見を出し合う場面があります。その際は、しっかりと話し合いをして、方向性をすり合わせる必要があります。
また、パッケージ表示について「この言い方で伝わるか」「ルールに沿っているか」といった確認を他の開発チームと一緒に進めることもあります。こうしたやり取りをスムーズに進めるためにも、コミュニケーション能力が非常に重要だと感じています。

学生時代にしておいた方が良いことはありますか?

食品メーカーに入るのであれば、料理を作ることはもちろん、ラーメンに限らず、パンや中華など、さまざまなジャンルの料理を食べて味を知っておくことがとても大切です。
私自身、商品開発の仕事をするうえでいろいろな商品を担当しますが、食べたことのないものが多くて「これはどんな味なんだろう?」と悩むことがあります。そういう時に、実際に味を知っていることが商品を開発する際に大きな強みになると感じています。

目標や今後やりたいことをお聞かせください。

現在、私は「世にないものを生み出す」という技術テーマに取り組んでいます。まだ入社5年目で、自分が手掛けた技術テーマが商品化された経験はありませんが、いつか自分が1から作り上げたものを世の中に送り出し、「これが私の作った商品です」と誇れる日を迎えたいと考えています。
世にない新しい素材を生み出し、それを商品として形にすることが私の目標です。この目標を必ずやり遂げたい、成し遂げたいという強い思いを抱いています。

開発研究室
めんチーム
N.O
生命環境科学研究科卒

開発研究室
スープチーム
J.Y
農学研究科卒

品質保証部
S.I
総合科学技術研究科卒

生産技術開発部
生産技術開発課
Y.H
生物資源学部卒